CASE STUDY

導入事例

CASE.01

ERPソリューション大手製造業様

プロジェクトの背景・目的

  • 海外統合ロールインプロジェクト 欧州本社の会計システム(SAP)への統合及びBPR。
  • 既存システム(約20システム)から会計システム(SAP)への自動連動実現。
  • 欧州本社基準に合わせた月次決算早期化とIFRS対応。

プロジェクト概要

  • 欧州でカスタマイズされたSAPテンプレートを元に日本法人での会計業務全体を効率化。
  • グローバル要件とローカル要件を整理し、要件が合わない業務(グローバル/ローカル)についてはAdd-On開発にて実現。
  • 周辺システムから会計システムへのI/Fを実現(経費、購買、売上、請求、固定資産等)。
  • 全国拠点への展開業務、ユーザトレーニングサポート等。

導入効果

  • IFRSに対応したテンプレート導入を実施したこともあり、国際会計基準での会計報告を実現。
  • SAP導入に伴いBPR を実施、煩雑且つ俗人的な業務を整理したことにより、会計業務工数の大幅な削減。
  • 業務をSAPテンプレートに合わせることに注力した結果、Add-On開発工数・保守工数の削減。
  • 月次決算日程の大幅短縮。
CASE.02

RPAソリューション国内大手総合商社様

プロジェクトの背景・目的

  • 決算直前の短時間で会社全体でデータを集め処理する業務の効率化が課題。
  • 半期に一度の業務につき属人化、手順不確立で実施出来る人が限られていた。
  • 各種データが完全に揃うまでは処理が実施できず、決算時には担当者総出で対応を行う必要があり、業務負荷が高く他の決算業務も逼迫していた。

プロジェクト概要

  • ロボット(UiPath)導入に合わせ手順を整理・確立させ、バラバラだったデータ提出フォーマットを全社的に統一。
  • データ処理ロボットを設計開発。ロボットはデータが完全に揃う前にも実行可能とし、処理済データについては再処理時に処理対象から自動的に外す事で処理が都度実行可能なよう設計開発。

導入効果

  • 属人的だった提出データのフォーマット、提出手順を整理・可視化する事で誰でも対応できる業務に改善。
  • 決算時における作業担当者の大幅な工数削減を実現。
CASE.03

システムインテグレーション国内大手不動産会社様

プロジェクトの背景・目的

  • 既存の旧営業支援システムには、他社システムのような反響メール自動取込機能やスケジュール管理機能などの営業支援機能が不足しているため、業務効率が悪い。
  • 営業支援システムを一新することで、様々な営業支援システムを提供することで営業担当者の業務効率を改善し、成約数の向上を図る。

プロジェクト概要

  • 旧営業支援システムに代わり、新たに顧客/追客管理システムを構築。
  • 顧客/追客管理システムでは、反響メール自動取込、Thanksメール自動配信、放置顧客の見える化、メール開封通知営業担当者のスケジュール管理、マッチングメール・一斉メール送信、行動履歴管理分析機能などの様々な営業支援機能を提供。

導入効果

  • 2018年5月から本番運用を開始し、2019年10月時点で250店舗に導入。
  • ポータルからの反響メールに即座に対応可能なため、クライアントに対して迅速な対応を実現。
  • 放置顧客が見える化することで、営業担当者の追客漏れを防止。
  • メール開封通知によりクライアントのメール閲覧状況に応じた営業活動を実現。
  • スケジュール管理により店長による営業担当者の行動把握が可能。
  • マッチングメール、一斉メール送信機能による効率的な追客を実現。
CASE.04

ビジネスコンサルティング外資系大手製造会社様

クライアント

  • 外資系大手製造業。親会社は欧州に本社を置き、グローバルで事業を展開。
  • 役員の半数は日本国籍以外。公用語は英語で、ITシステムはグローバルシステムを採用、経理系はSAP。

提供させて頂いたサービス

  • 経理部門においてプロジェクト型で推進される業務のPMO、及びコンサルティングをチームで担当。

支援させて頂いたプロジェクトの概要と主な成果

①経理部におけるルーティン業務のBPOプロジェクト

クライアントのグローバル業務移管プロジェクトを支援。移管先は欧州大手コンサルティング・ファームが事業展開している在中国BPOセンター。

  • クライアント先CFO(欧州出身)やBPOセンターとのステアリング・コミッティを支援。会議アレンジ、報告資料の作成、当日の司会進行、議事録作成とフォローアップを行い、エンドツーエンドで円滑な運営をサポートした。
  • 対象業務の移管を予定通りに完了。他国の拠点がなかなか成果を出せない中、アウトソーシングの成功事例としてグローバル本部から注目を浴びた。
    ※BPO:ビジネスプロセスアウトソーシング

②消費税改正対応

2019年10月1日からの税率変更と区分記載請求書等保存方式への対応、及び適格請求書等保存方式への一部先行対応のプロジェクト遂行とチェンジ・マネジメントを支援。

  • 経理システムはもちろん、改修された周辺システムの承認テスト、ユーザツール改修やデータ移行など網羅的にタスクを管理。進捗管理や課題管理、リスク管理を行い品質の担保に寄与した。
  • マネジメント層へのレポートにおいては、顕著化したプロセス上の課題について整理し、クライアントと合同でアクション・プランの策定を行った。
  • 数年前に導入されたグローバルシステム下で初めての税率改正というチャレンジであったが、プロジェクト全体を俯瞰・統括、特にIT部門との連携を密にし、問題なく10月を迎えることができた。